私の個人史に是非書きたいこと  |組員日誌 |


みなさま

こんにちは。大西玲子です。
お元気ですか?

先日、演出助手で参加していた
演劇集団 円+シアターX提携
『アインシュタインの休日』
が幕を閉じました。
ありがとうございました。

この公演で、私は女髪結いもつとめており、主につぶし島田や丸髷など結っていました。
ある日、手違いで元結が切れてしまい、当てにしていたお店にもなく、けれども途方にくれる時間はないので、老舗の理容店のドアをたたくしかない!と両国の町を奔走し、たどり着いた1店目。
ベテランの女店主の方がカラッと、「…うちは、扱ってないから!ゴメンね!」。
もはや半ベソで2店目へ。
今度は、白髪の穏やかそうな紳士がお二人、それぞれお客様を対応していらっしゃいました。
私のあまりに悲壮感漂う雰囲気に、そのお客様も振り返りました。。
どうか、どうか分けてくださいませんかとお伝えしたら、
「ゼンブ持ってかれちゃ困るケド…」と、にこやかに鋏を置いて、戸棚から出してくださいました。
人の情けというものは、こんなにも沁みるのか……。
翌日、和菓子を持ってお礼に伺ったら、ちょうどお客様がいなくて、仕事モードとはまた別の笑顔で迎えてくださいました。
私も、できることには手を差し伸べるぞ……!!


大西玲子

                    
ぺこのほっぺ  |組員日誌 |


おはようございます。
梅雨の朝。
雨音で目が覚めました、福寿です。

最近、オジギソウの種を蒔きました。
吹けば飛ぶようなオモチャの観察キットに、ゴマ粒ほどの小さな種を4つ。
パラパラ、パラ、パラ、、、
これで本当に芽が出るんだろうか。
毎朝楽しみに起きてくる息子を、3日程じらせ、ようやくチラっと顔を覗かせた、オジギソウ!
別名、眠り草とも言うそうです。
我が家では「ぺこ」と命名しました。

ぺこに毎日、メガホンで話しかける息子。
そうして、ちょこんと触れると、名前の通り、ぺこりお辞儀をするようになりました。
「おかぁちゃん!ぺこのほっぺ触ったら、頭下げたんだよ!!」
「……?!」
息子には、葉っぱがほっぺに見えるようで。
反応があるって、嬉しいものですね。
見れば見る程、不思議なくらい頭を垂れてお辞儀する姿に、ちょこん、ちょこんと、ぺこのほっぺを撫でまわしております。

ぺこり、ぺこり。
スヤスヤ、スクスク。。。

眠りながらも、小さな葉を増やし続けております。

ぷくじゅ

                    
| 1/1PAGES |