ハサミとクレヨン  |- |


「大きな紙をちょうだい!」
日曜日の朝。
起きた途端、何かを思いついた息子が、いきなりパジャマのまんまで、大きなカレンダーの裏紙をジョキジョキと切り始めました。

「もう1枚、ちょうだい!」
と、寝ぐせを振り乱して、ひたすらに緑色のクレヨンを走らせています。

「まだ見ないでー!」
と、大きな紙を小さな手で隠し、仕舞いには、
「こないでー!」
と、部屋から私を追い出す始末。

丁度洗濯物が干し終わったくらいに
「みていーよー」
トビラを開けると、あちこちの壁に、大きな木や、小さな木が貼られていて
「森になったよー」
と満面の笑み。
よくみると赤い実がついた様々な木と、ちょっと高いところには、もっくもっくに切り貼りされた雲が浮かんでおりました。

ハサミとクレヨンに思いの丈をぶつけ、すっきりした顔で、ご飯を食べ始めた息子。

芸術が爆発した朝でありましたとさ。

ぷくじゅ

                    
人生で一番美味しいかもしれないスープ  |組員日誌 |



こんにちは。
大西玲子です。

随分と寒くなってまいりました…
シーツをふわふわシーツに変え、パジャマも衣替えいたしました。

先日、歩いていて見つけたレストランがどうも気になり、入ってみました。
小さな山小屋のような内装で、天井からはランプが吊るされ、暖炉をかこうレンガと木製のテーブルセット。このお店ではこうあって欲しい!という欲望をカンペキに満たすウエイトレスのお姉さん。
(黒髪、えんじ色の柄物スカーフを三角巾にして、小ぶりな白い貝加工のイヤリング、黒のロングフレアーワンピース、真っ白のフリルエプロン)
キッチンには、寡黙なシェフが炎を見つめ、横に人参の皮を剥く(こちらも真っ赤なペイズリー柄の三角巾、白フリルエプロン!)白髪の女性。

なんだこのカンペキにわたくし好みのお店は!!
興奮を抑えて、イタリヤ風ハンバーグとオニオンスープを注文しました。
この!スープが!!写真をご覧ください!!
思い出すだけで口内が幸福になります……
この色になるまでとくとくとくとく煮込まれた玉ねぎたち……
嗚呼!こんなスープに出会えるなんて!
人生まだまだこれからだわ…とじっくりじっくり味わいました。
勿論ハンバーグも最高でした。包み焼きにナイフを入れるときめきたるや。
目の前で丁寧につくられたお料理を、私も心を込めていただきました。
寡黙なシェフは、帰り際に「美味しかったです。ごちそうさまでした。」とお声がけするとほんの少し口角をあげて、優しい雰囲気でお見送りして下さいました。

この場所で、この味を愛し、こだわってお客さまに届け続けているお店の方々に、私はなんだか勝手に励まされたのでした。

みなさまも、ふらりと気になったお店に入ってみると、思いがけない出会いがあるかもしれません……。


大西玲子

                    
ご当地グルメ。  |組員日誌 |
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先日仕事で地方を色々と巡ってきまして、ここぞとばかりにご当地の美味いもんを食べてきましたー!高松はうどん、骨付き鶏。大阪はたこ焼き、薬膳鍋。福岡はモツ鍋、ラーメン、鉄板ギョーザ。名古屋は味噌カツ、台湾ラーメン。仙台は牛タン。
いやーどれもこれも美味かったーー!!!
改めて美味いもんを食べられる幸せ、そしてたらふく食べられる健康な身体への幸せを感じています!
まもなく初老になる私ですが、いつまでも若々しく!荒井
                    
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