雨も好き猫も好き  |24-雨と猫といくつかの嘘・2017 |
みなさまこんにちは!トルティです!
全演目の稽古がもりもり始まり気がつけば開幕まで残り一ヶ月を切りました。
ここからどんどん積み上げていくぞー!!と息巻いております。

さて、本日は演目のうちの一つ「雨と猫といくつかの嘘」についてつらつらと...


私、実は雨がひじょーに苦手でして、雨が降る日なんてろくなことがない!と思って生きてきたのですが、
最近、雨が好きです。雨の日にさす傘も好きです。
きっとこの作品に携わっているからだろうなあと思います。

それから猫も好きです。猫は実家で飼っていることもあり、近頃ますます好き度合いが増しています。先日も猫カフェを訪れまして、いやあ、いいですね。永遠にいたい空間。天国。
この猫は誰誰に似ているな、とか考えるとブワーッと想像がふくらんで思わずニヤニヤしてしまったり...



ふふふ

                    
るこの稽古場レポート1  |24-雨と猫といくつかの嘘・2017 |

こんにちわ。
大学生インターンの阿部薫子です。

これから青☆組初夏公演の稽古場の様子をお伝えします。
今日は「雨と猫といくつかの嘘」Aチームの稽古に参加しました。

青☆組の稽古はいつもウォームアップからはじまります。
これがすごく楽しい。身体も脳も、心もほぐれるんです。
青☆組の朗らかな雰囲気の素は、このウォームアップにあるのかも。

ウォームアップの流れはこのような感じ。
【ペアで体操 → シアターゲーム(4種類くらい)】

今回はシアターゲームの中から
「ハーレムの子供の手遊び」と「さかな」をご紹介。

・「ハーレムの子供の手遊び(ペアクラッピング)」
ペアになって呼吸を合せながら決まったリズムを手で鳴らすというシンプルなもの。

雨猫Aチームの皆さんの様子を覗いてみましょう!




[組員のレイチェルさん有吉さんコンビ]
このペアは息ぴったり!余裕の笑みですね。




[組員ぷくじゅさんと青☆組初参加の八木さんコンビ]
最後のハイタッチの瞬間。いい笑顔だ。




[主宰の小夏さんとベテランしゅうさんコンビ]
最後のハイタッチのときのしゅうさんの笑顔と勢いが私は忘れられません。


「手の表情」って普段なかなか意識しないものだけど
自分で思っているより”その人自身”をうっかり表しているようなものなんですね。

・さかな(雨猫ver.)
複数人で行い、相手の動作の真似をしさかなの群れのように呼吸を合わせて動くというもの。
群れの先頭になった人がリーダーとなり、その他の人はリーダーの動きを真似していきます。


今回のテーマは「雨と猫といくつかの嘘」にちなんで『雨の中をゆく』でした。



当たり前かもしれませんが、人によって『雨の中をゆく』のイメージ・身体や動き方の特性が異なるので
美しい動き・クスッと笑っちゃうような動き・想像をかきたてる動きなど...
思わぬ瞬間に遭遇することのできるウォームアップです。思わず、見入ってしまいます。

そしてウォームアップの後は、読みの全体通しを行いました。
通しを観ながら

「ああ、この話ずっと聞いてたい」
「プレイリストに入れて、電車の移動中とかにも聴きたいわ...」

とじんわり思ってしまいました。頭の中でぐるぐる。
もっともっと、この作品の世界や愛おしい登場人物たちのことを知りたい・考えたいと思いました。


<今回の稽古で考えたこと>

「チューニング自体をみんなで探す」

小夏さんの返しの言葉をもとに、役者は、”言葉で” ”身体で”シーンを塗り替え、
様々なグラデーションをみせてくれます。変化のトリガーは、言葉によるイメージ共有だったり
・ふとした仕草を変えることだったり・佇まいだったり・相手に身を委ねてみることだったり…
シーンや役者によっても異なるものだけどこれは、答えのない、でもだからこそわくわくする、気の長い宝探しのような作業だなあ。
「チューニングを合わせる」というよりも「チューニング自体をみんなで探す」ってことなのかなと考えたりしました。


「小夏さんの言葉にぐっとくる」

台詞はもちろんのことですが、
ふとした返しでの小夏さんの言葉にも、わたしはぐっときてしまいます。

台詞の裏に流れている感情の機微や情景
イメージを役者に伝えるときの言葉の一つ一つが
新鮮で美しくて、なるほど!はぁ(感嘆)となるものばかり。

言葉の修辞的な美しさを超えて、その言葉から自分の知らない世界や感情を発見できるのです。
(小夏さんの名言集、作ろうかな。)


そんなこんなで今日の稽古場レポートはおわりです。
とりとめのないレポートになってしまいましたが
読んでいただきありがとうございました。

次の稽古からはついに立ち稽古に入ります。楽しみです。
では、また!

                    
『雨猫』再々演  |組員日誌 |
2017年も、早や四月に入りましたね。
稽古場近くの駒場野公園の桜も満開です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、藤川です。
青☆組は、只今五月公演の稽古の先陣を切って、『雨と猫といくつかの嘘』の稽古が始まっています。
初演は、2008年ですから9年前になるんですね。
初演メンバーは、なんと藤川と福寿奈央の二人だけ。
ただ稽古場は、活気に満ち満ちていて、新しい『雨猫』が生まれそうな予感でいっぱいです。
『雨猫』の初演時の稽古では、本当に四苦八苦しました。
「俺って、なんて下手くそなんだろう」と思ったものです。
でも、下向かなかったな。
前向いていたな。鍛えられたな。
前向きといえば、今回の客演の皆様のパワーに圧倒されております。
『雨猫』再々演。
皆様、どうぞご期待ください!
藤川修二


                    
雨猫の稽古、はじまりました!  |組員日誌 |


いつの間にやら桜がパッと目に飛び込んでくるようになりましたね。
いよいよ新学期だ!と意気込んでいたら、入園式の前日に息子がおたふく風邪にかかり、奇跡的に春休みを迎えております、福寿です。
みなさま、新年度どのようにお過ごしですか。

青☆組『雨と猫といくつかの嘘』Aいぶし銀の味、雨組と、B華やぎの香り、猫組の稽古が、いよいよはじまりました!!

ふたつのチームが、どんな輝きを放っていくんだろうか。。。と想像しながらも、まずは作品の持っている味わいや、底辺に流れているものを、みんなで共有してゆく大事な時間。
更には、役者自身の素材をあらためて見ていく。今度は、その素材が並ぶことで醸し出される空気を、ふむふむ、おぉーー!と発見する。
もう単純に、人が変わるというだけで、空気はガラリと違うわけですし、コトバの持つ味わいも、関係性も、面白い程に変わってゆきます。それを、みんなで気付いて、受け入れて、あらゆる角度からザクザクと切り込んでゆく作業。コレ、まだ始まったばかりですが、どうなっちゃうんだ!と稽古を見ていてニンマリが止まりません!!

写真は、Aチームの稽古初日に集まって下さった、みなさま。
写真右上、青☆組初出演ながら早くも頭角を現し「いぶし銀の味」をまさに体現していらっしゃる、八木光太郎さん(GERO)通称ヤギーを筆頭に、今回かなりフレッシュな仲間をお迎えして、稽古場は俄然、華やいでおります。
とっても新鮮!だけど、なぜか懐かしい、、、そんな新しいメンバーについても、ご紹介してゆきたいと思います。
お楽しみに!!

ぷくじゅ

                    
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