2016.06.29 Wednesday
『モモ』立ち稽古! |組員日誌 |
すっかりすっかり、時は経ち、早くも一年の半分が過ぎようとしています。
みなさま、湿度の高いこの季節、お変わりありませんでしょうか。
わたしたちは、日々『モモ』の世界を、いろんな角度から、トンカントンカン、形づくっております。
にしすがも創造舎の中にある体育館という広い空間に身をおいて、立ち稽古が始まっております!
子どもの如く、なんだか遊んでいるかのようにシーンや役を掴みとっていく役者陣を見ていると、いろんな可能性に満ち溢れていて、稽古場は本当にキラキラしています。
ふと、自分が大人になって、はじめて児童劇を観た時の事を思い出しました。
それは、ちょうど一年前に他界された文学座の高瀬久男さんが、名古屋のうりんこさんに書き下ろした作品。子ども達が、缶蹴りしているシーンで、『後ろ後ろーー!』って見ていた子ども達が、思わず参加したりして、まさに、子どもが笑って、大人が泣いて。。。そんな作品でした。
あれから、時代は巡り巡って、『モモ』も、そんな作品になる予感がしています。
まずは、一歩一歩。。。
みなさまに、会える日を楽しみに。
福寿奈央