空に歌えば  |組員日誌 |
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あたたかな春風が吹いております。
彼岸を過ぎ、冷たい風も和らいで、いよいよお花見シーズン到来ですね!
みなさま、4月を迎える準備は万全でしょうか。
わたくし福寿は、今月、環境の変化に右往左往しておりました。慣れ親しんだ場所や、生活のリズムなんかが少しでも変わると、どうも他の事にも支障が出て、いい変化ですと弾みが出てトントン家事なんかも進んでいくのでしょうが、のんびり屋の私は、ただでさえ、よいしょよいしょと進んでおりますから、益々グダグダに崩れはじめてボンヤリしていました。
そんな時、息子が大好きな「おかあさんといっしょ」を一緒になって眺めていましたら、今もなお「パジャマでおじゃま」がやっていたり、けっこう良い歌が流れていて、すっかり見入ってしまいました。中でも最後の体操「ブンバボーン」では一緒に歌って踊って、なぜだか最後に涙しておりました。
そういえば昔、荒井のシロー君に、アンパンマンの歌は奥深いです。と言われ、へぇ。。。ぐらいに思っていましたが、近頃、毎日DVDからーー
何が君の幸せ 何をして喜ぶ
わからないまま終わる そんなのは嫌だ!
と言われるとハッとさせられます。

先日もお彼岸のお墓参りで、久しぶりに顔をあわせた姪っ子とイトコの娘ちゃん。久しぶり過ぎてモジモジしておりましたが「ブンバボーン」を歌いだしたら、みんな急に「ブンバボンだ!」と駆け寄ってきて躍りはじめました。その後も興奮冷めやらぬ姪っ子たちは、お寺の廊下で兄妹対抗リレー合戦!
なんだか元気をもらったのでした。

4月はすぐそこ。
空に向かって歌ったりしながら、ゆっくり参りたいものです。

ぷくじゅ

                    
スプリング ハズ カム  |組員日誌 |

今日、ベランダに出た瞬間、春の匂いを感じました。
風の匂いというのは本当に不思議なものですね。
お正月にはお正月らしい匂いが、雪の日には雪の日の匂いが、そして、季節の変わり目には新しい季節の匂いがします。

私、吉田小夏は、実は小さなベランダでささやかにガーデニングを楽しんでおります。
そんなこともあり、花が芽吹くこの季節は本当に幸福な気持ちでいっぱいになります。

でも、春の匂いって何で出来ているのでしょう?
芽吹きや野花の匂いなのでしょうか?
それとも、空気の中の湿度や土の変化の香りなのでしょうか?
皆さんは、どう思われますか?

ふと思い出したのは、マザーグースの「What are little boys made of? 」という歌。『男の子は何で出来てる?』という歌です。

1. What are little boys made of? 
What are little boys made of? 
Frogs and snails 
And puppy-dogs' tails,
That's what little boys are made of. 

2. What are little girls made of? 
What are little girls made of? 
Sugar and spice 
And all things nice, 
That's what little girls are made of. 

1. 男の子って 何で出来ているの?
男の子って 何で出来ているの?
カエルに カタツムリ
それに 小イヌのしっぽ
そんなもので出来ているのよ 

2. 女の子って 何で出来ているの?
女の子って 何で出来ているの?
お砂糖に スパイス
そして 素敵なもの全て
そんなもので出来ているのよ 

(訳は小夏による意訳です。悪しからず。)

この歌、実は子供のころよりもむしろ、思春期の頃に好きでした。
桜が咲き、散るたびに、新しい一年を刻んでいたあの頃。

・・春の匂いって 何で出来ているの?
春の匂いって 何で出来ているの?
涙に はなびら
そして 真新しいもの全て
そんなもので出来ているのよ 

さぁ、たくさんの出会いと別れを花束のように抱きとめて、進んでゆきましょう。
2015年、新しい3月。

小夏


 
                    
大賞受賞記念時計  |組員日誌 |
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早や3月も半ばですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
いやあ、1週間経過の速いこと速いこと!
身に沁みて感じておるこのごろです。
ぼやぼやしておられませんね。
今回は久し振りに藤川が担当させていただきます。
さて写真は、平成25年度文化庁芸術祭大賞受賞記念の時計です。
FMシアター『2233歳』という作品による受賞です。
この時計は、昨年10月青山円形劇場『ごゑん祭』公演中に既に受け取っていたのですが、今日の今日まで箱の中に封印したままで居りました。
というのは、然るべき所に置きたいと思いながらその場所を決めかねていたからです。
ふと今日、「此処だ!」と閃き、棚の一隅を掃き清めてそこに置いてみました。
良い塩梅ではありませんか!
ちょっと顔を上に向ける感じが何ともよろしくて!
咄家さん宅の神棚を思い浮かべましたよ。
出かける際には柏手打って出かけようかしら。
手のひらサイズの、何より木目なのがやさしくていい。
やっと落ち着くところに落ち着いた風情の時計くん。
ほほえんでいるようにも見えます。
僭越ながらちょっと皆様にもご覧いただきたくご紹介させていただきました。
春はもうすぐそこまで来ています。
どうぞご自愛くださいますように!!
藤川修二
                    
3月10日、ほんのり雪。  |組員日誌 |

みなさま、こんにちは^^
大西玲子です。

本日、10日。
海城中学校にて行われていたコミュニケーション授業の全てのプログラムが無事に終了致しました。
これが、忙しい彼らの生活にどれだけの良い影響を与えられたのかは分かりません。
今は、まだ。
きっとこれから歳を重ねて、ふと、今日までの授業が思い出される事があるでしょう。
それくらいの単位で捉えています。私は。
世界は広い。飛び出した時、世界とのコミュニケーションのヒントがこの授業にはあるのではないかと思っています。
今日は色々な意味で、とても良い発表会でした。学生たちと、先生方、親御さんへ感謝致します。

みなさん、卒業おめでとう。
全員せーので海城高校生になるのですね。
どんな人になるのだろう・・

今日はほんの一瞬、雪が降りましたね。
まだ寒い日が続くのでしょうか、お身体にお気をつけてお過ごしくださいませ・・


大西玲子
                    
稽古中!  |組員日誌 |
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いよいよ初デラシネラの公演が迫ってまいりました!
今までにない作品作りの現場で日々悪戦苦闘しながらもデラシネラの魅力を毎日楽しんでいます!
以前から好きだったデラシネラの作品に関わり、小野寺さんの考えや創作に触れられる!!
いや〜たまらんですー!

間違えなく素敵な舞台になるのでご期待ください。

写真は稽古している森下スタジオです!ここで二か月ビッシリ稽古できるのもありがたい!
荒井志郎。

                    
先行き  |組員日誌 |
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3月がやって参りました。
毎年、分かっていてもスルッといつの間にか終わっている2月。
今年も見事にあっという間。
息子を添い寝で寝かしつけるようになってからは、更に1日の終わりがあっという間。狸寝入りが全くできない福寿です。
みなさまは、どんな3月をお迎えでしょうか。

毎年恒例、2月の海城中学校での演劇ワークショップ。中学生のパワーに負けじと、私たちアシスタントメンバーも同じ課題にチャレンジし、体感してから挑みました。
毎年、修学旅行での思い出をグループで創作するのですが、まず声にして読んでみよう。というスタート地点から早くもチラリチラリとグループの個性が見え隠れ。一人一人のツブツブした体験から、こんなにも豊かに、いろんな発想が飛び出し、カタチになっていくことに驚きました。この、ひとつのカタチにしていくことが楽し難し。。。沢山のドラマが詰まっているのです。
ひとつの「コトバ」や「やってみようぜ」が膨らんでいく瞬間、花開く瞬間は、見ていても、たまらなく楽しく、更に先にある無数の可能性を感じて心踊ります。もちろん逆もありますが、この花を枯らさずに育てていったり、新しい芽をみつけたりする作業を、どんな言葉や対応で応援できるんだろう。
演劇に間違いはなく、体感することで、先を照らしてくれるような。
ただただ見守るしかできないのですが、とてもとても愛おしい時間です。
アシスタントメンバー、皆、親の気持ちで発表会を見届けます。届け!!

ぷくじゅ

写真は、海城学園の校庭に立てられていた天体望遠鏡の傍らで、太陽の黒点が見えるらしい!!と空を見上げる、小夏ちゃんとれいちぇる。

                    
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