2014.03.27 Thursday
花曇り |組員日誌 |
3月も残り僅かですね。
私の住む街では昨日の晩、駅前の桜が、ひとつ、ふたつ、静かに開花しておりました。
この写真は、少し前に撮った寒桜。
早咲きの桜です。
私は、本当に久しぶりに、少しゆっくり歩く春です。
夏、秋、冬、そして来年へむけての日々。
稽古や本場の無いこんな時期こそ、大切な仕込みの日々です。
こういった時期は、主宰者、プロデューサーとしての制作仕事や、未来の企画への作家、演出家としての下準備などがミルフィーユのようにあれよあれよと重なってゆくのですが、そんな中で、ここぞとばかりにたくさん芝居も見ています。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
春は、花を愛でながら孤独を愛でる季節でもあるように思います。
ほんのり色づく花の薄紅色と、雲に覆われた曇り空を並べてみると、ますますそう思うのです。
晴れたり、曇ったり、を繰り返しながら、時には春一番の突風に吹かれながら、やっと本当の春は訪れるものなのですね。
命がいれかわってゆく季節に、自分の生き方や死に方に深く思いを馳せながら、今日も歩いております。
小夏
私の住む街では昨日の晩、駅前の桜が、ひとつ、ふたつ、静かに開花しておりました。
この写真は、少し前に撮った寒桜。
早咲きの桜です。
私は、本当に久しぶりに、少しゆっくり歩く春です。
夏、秋、冬、そして来年へむけての日々。
稽古や本場の無いこんな時期こそ、大切な仕込みの日々です。
こういった時期は、主宰者、プロデューサーとしての制作仕事や、未来の企画への作家、演出家としての下準備などがミルフィーユのようにあれよあれよと重なってゆくのですが、そんな中で、ここぞとばかりにたくさん芝居も見ています。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
春は、花を愛でながら孤独を愛でる季節でもあるように思います。
ほんのり色づく花の薄紅色と、雲に覆われた曇り空を並べてみると、ますますそう思うのです。
晴れたり、曇ったり、を繰り返しながら、時には春一番の突風に吹かれながら、やっと本当の春は訪れるものなのですね。
命がいれかわってゆく季節に、自分の生き方や死に方に深く思いを馳せながら、今日も歩いております。
小夏