2013.09.28 Saturday
お茶と空間 |組員日誌 |
先日、珍しく銀座で用事ができ、大切な用事だったので衿を正して出かけた。
帰り道、雨がぱらつきだしたことと、用事を終えて一息つきたくてたまらなかったのとで、とにかく目の前に現れた喫茶店に飛び込んだ。
風月堂でありました。
打ち合わせのあとや、観劇のあと、少し昂ぶった気持ちをクールダウンしつつ頭の中を整理する為に、お茶の時間をとることを大切にしている。
贅沢できる身分ではありませんが、お茶とお食事については、あまり財布の紐をしめすぎないようにしている。
ひとりの時でも、落ち着けるお店に入るようにしている。
まとう空気というのは、その人に染み付くものだと思う。
だから着るものを選ぶように、いいえ、それ以上に、身をおく空間を選ぶのは大事だ。
身をおく空間が良くないと、心と瞳が痩せてゆく。
そう思う。
そう思うのあれば、さて、まずはお部屋の掃除をはじめるとしましょう。
と、自分をたしなめる今日この頃。
−ウィリアム・モリスいわく、
「美しいと思わないものを、家に置いてはならない」
とな。
むむむ。
小夏