The Rose - Bette Midler  |組員日誌 |
 
こんにちわ。こなつです。
みなさま、連休いかがお過ごしでしょうか?

さて、私は、俳優陣や初顔合わせの方とのワークショップの中で、時々、
"自分の結婚式に流したい曲"と、"お葬式に流したい曲"を、ひとつづつあげて紹介してもらうことがあります。
どんな歌や音楽が体に沁み込んでいるのか、というのはその人の人生の横顔だと思うし、本当に様々に個性が出て面白いのですが、私はあまり自分のものについては発表したことがありませんでした。

実は私はどちらも同じ曲で、この、"The Rose"という曲です。
私はもう何度もこの名曲に救われてきました。

結婚式とお葬式、どちらも同じ曲を流したいっていうのも、達観しすぎかもしれませんが・・。でも、私はどちらも愛について考える日なんじゃないかと感じています。
冠婚葬祭のために時間を割いて集まってくださった方達に届けたい歌があるとしたら、それを聞いた人達が、吉田のことじゃなくて、自分の大切な人のことをたくさん思いだしてくれるものがいい。そして、明日はその人ともっともっと大切に時間をわけあって生きよう、と感じてくれたらとても嬉しい。
本当にそう思います。
少なくとも、2012-2013年4月迄の私は、どちらもこの曲だなぁと、素直にそう思っていました。
5月になったら、変わるのかな?(笑)
でも、それもあり得ないことではないように思います。
愛も死も、人生の様々な道の途中で、自分にとっての意味がどんどん変わってゆくものなのだと思うから。

この曲は、さまざまな方が和訳していて、この動画もそのひとつですが、
人の心ごとに愛のイメージがあるように、本当に色々なニュアンスで訳せる曲だなぁと、思います。
あなたなら、愛のイメージをどう訳したいですか?
私もいつか言葉にしてみたいけど、それはまたいつか・・。
以下、原詩。

The Rose  (Songs by Bette Midler)

Some say love it is a river
That drowns the tender reed
Some say love it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hunger
An endless aching need

I say love it is a flower
And you its only seed

It's the heart afraid of breakin'
That never learns to dance
It's the dream afraid of wakin'
That never takes the chance
It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give
And the soul afraid of dyin'
That never learns to live

When the night has been too lonely
And the road has been too long

And you think that love is only
For the lucky and the strong

Just remember 

in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring 
becomes the rose
                    
epoch making の予感  |組員日誌 |
稽古を終えたあとの青☆組メンバーの爽やかな顔。
お茶目をしているのは、青☆組のムードメーカー、シローこと荒井志郎。

今日の稽古場を見つけてくれたのもシローです。ありがとう。

さて、『マリオン』の稽古は粛々と進んでおります。
どういう作品になるのか今のところわかりませんが、手に取るページを見る限り、今までにない雰囲気を感じさせます。
青☆組をご贔屓にしてくださる皆様はもとより、一度観てやるかと審査員のように厳しい目を持つ皆様にも是非観ていただきたいと思います。
青☆組vol. 18『マリオン』は、初めて劇団員だけで演ります。
大袈裟に言えば必死の覚悟です。
その厳しい目に応えてやろうじゃないかと青☆組一同、並み並みならぬ覚悟です。
ひとつひとつひとつの積み重ねがやがて大きな花を開くと信じます。
どうぞ皆様、ご期待ください。
藤川修二
                    
また別の面々。  |組員日誌 |


大西玲子です。

写真を見て驚いている方もいらっしゃるでしょうか?

そう、
FUKAIPRODUCE羽衣の団員+関係者の方々です。

今年の2月、芸術劇場シアターイーストで行われた
『サロメvsヨカナーン』に出演させていただきまして
今はワークショップのようなものに参加しています。

青☆組とはまた違う
でもなんとなく似ている部分もある場所で
俳優としてのわたくしの感覚を磨いております。

新しい出会いもあり、刺激的です。

一人の俳優として、如何に新鮮に居られるか
怖がらずに、いつまでも買いたてのスポンジのようで居られるか
を、大切にしたい。

明日は、青☆組のお稽古です。
ただいま、の気分(’-’*)
何が起こるかしら。
楽しみです。



大西 玲子
                    
ハナキン!  |組員日誌 |
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皆さま、荒井です!今日はハナキン!
稽古休みのハナキン!
というわけで、中野で一杯引っ掛けちゃってます!
明日から大型GWです!楽しみましょー!

                    
広がる世界  |組員日誌 |
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見てください〜!
この幸せそうな顔、かお、カオ(^∀^)>

アゴラでの稽古後、スパイシーな香りに誘われるまま、ホイホイと入ってしまった私たち。。。

今日は、新作、マリオンの初読みでした。

広がる世界に、ドキドキしながら言葉を掛け合ってゆく緊張感、高揚感から、みんな、一気にドワーッと糸が切れたように、食べて飲んで笑った。そんな夜でした!

なんか、一緒に居たかったんですな〜

修さんは、というとですね、思い出の彼女の話をして帰っていってしまいましたよ(こちらメルマガで素敵エピソードを書いてくれています!御期待くださいませ〜)

さぁ、いよいよ出航です。

ぷくじゅ
                    
歩く・その2  |組員日誌 |
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僕は歩くのが好きです。
今日も中野の街を歩きました。
あれやこれや考えながら歩くのも好きですし、何も考えずぼーっと歩くのも好きです。
歩いてると、季節の空気を肌で感じられますしね。
それにしても、早く暖かくならないかなあ。 林




                    
町角の行間  |組員日誌 |
台詞でも、ト書きでも、手紙でも、
はたまたメールでも、
本当の言葉は、やはり行間にあるのだろう。

古典戯曲(例えばギリシャ悲劇)や、近代劇〜現代劇(ざっくりすぎるけど、チェーホフから平田オリザくらいまで)、
の台詞と心理の距離の違いについて、ワークショップで説明するときなどに、「本音と言葉の距離の違い」という話をすることがある。
これがわかっていると、途端に楽になる場合もあるし、この距離の妙が現代劇の魅力でもあると思っているからだ。

ギリシャ悲劇であれば愛憎の末の「おのれ殺してやる!」という台詞はそのままの真意で放たれ、本当に殺す場面に至る(ことが多い)。
でも、現代社会で、「殺してやる!」(まぁ、そこまで強い感情でないにしても、瞬間的な殺意や、悪意、個人の怨恨は、現代でも充分にあるわけで)と、瞬間的に思ったとしてもまずそうは言わないものだ。
相手に瞬間的な悪意や殺意を覚えつつも、「ああ、そういうとこ、ほんとえらいですよねー。」などと、"慎重に選んだ笑顔"で言っているのが、現代社会で自分の心を守りながら生き抜く為の術という場合もある。

殺意ではなく、愛情であれば、ギリシャ悲劇のように「銀の月に誓って、この身も心も貴方に捧げます。」などと言うかといえば、当然そんなこともないわけで。
今日も町角では、不器用な行間のやりとりをする男女や家族達がいるんだろう。

「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」「ばかじゃないの」
「まぁ、まぁ、いいじゃん」「これ、美味しいよ」
「また、明日」「来年も、咲くかな」

あたりまえのような会話の断片の、その行間にぎゅっと詰め込まれたささやかな愛情表現を見つけるとき、人間に対する愛着がふわりと胸を満たしてゆくのを、いつも感じるのです。

小夏

                    
すっかり葉桜  |組員日誌 |
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「宿の無い人であろうか背を伸ばし
朝の光に顔を上げいる」しゅう

宿の無い人ばかりではない。
宿のあるような無いような僕のようなものでも朝の光に向かって顔を上げています。

朝の光ほど有り難いものはない。
萎えた心をいつも蘇生させてくれる。
「あなたのお陰でなんとか生きております」
冗談のようで本気だったりする。
一度などは、朝日を見ていたら、涙が岩清水のように出てきて、止まらなくなって困ったことがあった。
「なんで? なんで?」って心の中で言いながら泣いた。
泣く理由なんて何にもなかった、そんとき。

さて今日は4月22日、すっかり葉桜。
先日の稽古では、足の5本の指の間に左右の手の親指を入れてぎゅっぎゅっと揉みほぐし、5本の足指を痛い程引っ張ったりする所謂アップをしました。
青☆組は何を隠そう、こういう地味ーな地味ーな作業が得意なのでして。
洒落るつもりはないんですが、足場を固めてるんです、これで。
あと約2ヶ月後になるのでしょうか、青☆組vol. 18『マリオン』の初日は。
皆様のご期待に添えますように青☆組一同、心を合わせる所存です。
藤川修二
                    
出来ましたの。  |組員日誌 |
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大西玲子です。

青☆組 次回公演『マリオン』のチラシが出来ましたの。

これから、色々なところでお手にとっていただけるはず!
じっと、見つめてみてください。
人によって、受ける印象が違うようです。

さ、今日も今日とて、お稽古でした。
今は色々と試している時期。
身体と向き合ってみたり、
音とリズムと向き合ってみたり、
今一度、『わたしたち』の『存在』を見つめている感じがしています。

今日はある作品を皆で読みました。
うー
涙がー出てしまいましたー。
わたしたちが好きな言葉はこれなんだな、と…
新作、楽しみにしていて下さいね!


私の最近はですね。

手のひらには 沢山のものは乗せきれなくて、溢れてしまうものがいっぱいあるけれど、そこに残ったものだけが正しかったり素晴らしかったりするのじゃない。
この人は、何を零して、この人になったのかしら。

そんなことが気になっています。

ここ二日間寒いですね。
皆様、体調崩されませんように…

大西玲子
                    
モダン。  |組員日誌 |
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荒井です。この間、こんな展覧会にいってきました。
「カリフォルニアデザイン・1930〜1965-モダンリヴィングの起源-」

以前友達と一軒家を借りて住んでいた時、リビングやダイニングにカリフォルニアデザイン(たぶんその類いのモダンなヤツ)の家具などを調子に乗って取り揃えてた頃があったんです。なんか懐かしくなって行ってみました!
懐かしのイスから、憧れの建築まで色々あるのですが、いゃ〜!どれもこれもかっちょいいんです!!

しかし、何十年も前のデザインがこうして色褪せず残って、しかも今でも魅力的って。。
あ〜人間もそうありたいものですね。
うんうん!

とにかく、この展覧会楽しかったのでお時間あれば行ってみてください!
                    
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