1/17(土) 雨
こんにちは。
「初雪の味」演出助手の坂田です。
今日は、鎌倉編の稽古場にお客さんが来ました。
一番左側の方が、シンガポールからのお客さんHoo(ホー)さんです。
Hooさんは、シンガポールの演劇の制作者で、
セゾンのバックアップを受けてリサーチの為に日本に滞在しているのだそうです。
日本の演劇事情をリサーチし、未来のアジアの演劇界の交流を活性化させるヒントにしようとしている、将来有望な若手演劇人です。
小夏さんとは、森下スタジオで開催されたHooさん自身のパブリックトークで出会い、稽古場に遊びに来てくれました!
みんな英語のほかにも心意気や身振り手振りを駆使してコミニュケーションしました。
休憩時間には、稽古場にある日本の炬燵や日本のお正月のことを紹介したり、みんなで会津の柿(persimmon)を食べたりして、Hooさんからも、シンガポールのお話も伺ったり、楽しく時間をすごしました。
(稽古も、もちろんしました。)
「シンガポールは小さい国だけど、上演される演劇は中国語上演のものと、英語上演のものがあったり、演劇にとどまらず様々なカルチャーが交差している場所と言っていた。」
と、小夏さんがHooさんのパブリックトークで聞いたエピソードをみんなに話していました。
多くの文化が混じっているシンガポールの演劇では、現在、鎌倉編で大切にされている
「音」や「所作」といったものが、どのように表現されるのかなぁ〜
と、お話を聞いていて感じました。
逆に、「鎌倉編」「会津編」のように、言語が全く違うわけではないけれど、
言葉のニュアンスやイントネーション、文化が少しづづ違うことに、
シンガポールの人はどんな感想をもつのかな?
とも、思いました。
でも、Hooさんは11月中には帰ってしまうらしい、、、残念。
Hooさんの日本にいる間の時間が有意義でありますように。
いつか、シンガポールの演劇を観にいきたいな。