さんさんさわやか、ぽっかぽか!  |17-キツネの嫁入り |
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演出助手の城間です!

最近お天気が不安定ですが、公演時間に雨が降ることなく残り5ステージとなりました。
本当にありがたいことですね。
どうかこのまま良いお天気が続きますようにと願っております。


作品は、日々変わっていくのだなあと感じます。
今まで何十回もキツネの嫁入りを観ていますが、やはり本番の力といいますか、お客さんが居る空間は通しやゲネプロとは違う空気が流れているような気がします。

一から創った過程を知っている分、あと残り5ステージだと思うと、ちょっぴり寂しい気持ちになりますが、その反面あと5ステージをより多くのお客さんに観ていただきたいです、本当に!
まだまだ予約受付中ですので、お待ちしています!


さてさて、物販コーナーも賑やかになって参りました!
キツネの嫁入り台本に加えて、過去の上演台本と、青☆組Tシャツも発売しております。
皆様、劇場へお立ち寄りの際は是非お手にとって見てください。
観劇後に、台本を読んでみるときっと新しい発見があると思いますよ!
よろしくお願いします。

そして、そして、今日は林竜三さんの40回目のお誕生日です!おめでとうございますっ!
青☆組Tシャツを着て、イチゴを頬張る爽やかな笑顔の竜三さん。いやぁ、まぶしいですね!
こうやってみんなで誕生日をお祝いするのって素敵だし、心が暖かくなりますね。
青☆組のお芝居に見える人と人との優しい空気は、こうした所から出来ているのかも、なんて思う6日目の夜でございました。






                    
4日目無事終了。  |17-キツネの嫁入り |
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演出助手の片山です。

青☆組 vol.16 「キツネの嫁入り」
25日に幕があけてから早4日が過ぎました。

ほぼ毎回僕は客席のうえの調光室から、みんながんばれ、と思いつつ、本番を見させていただいています。
そこにいる自分は少し特殊で、役者を見つつ、観客の方々も見つつ、どこか俯瞰した立場だ、と思いつつ本番を見ています。

さてさて人が生活するうえでの最小単位のコミュニティが家族だ、みたいなことを昔授業で教わった覚えがありますが、青☆組のお芝居には欠かせないものの一つであります。

家族の風景というのは、一つの幸福の象徴だと思いますが、幸福というものは今や複雑に多様化していて、家族の形も、様々に変化しています。
形が変わったとはいえ、家族という言葉には心がほっこりするような響きがあるような気がします。

しかし、あたたかな家族の風景は、時に人を傷つけるのかもしれません。
在りし日の家族の風景は、その後、変わってしまった現在に悲しみの影を落とすのかもしれません。

家族とは幸福の象徴でありながら、それゆえにネガティブな感情をうえつける魔の手を持つのかもしれません。

なんとも不可思議なコミュニティだなぁと思います。

家族、という自分にとって一番近い存在だからこそ、言えなかった言葉、言える言葉、後悔や、慰めや、励ましの言葉。
吉田小夏という作家が紡ぐ美しい台詞、言葉の中に役者はどんな想いを込めて放つのか、それを見ながらなにを観客は受け取るのか。
その奇跡のような感覚を共有することが出来ないということに少し羨ましがりながら、2階の調光室から俯瞰したいと思います。
奇跡の時間をぜひ体験しに、劇場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

写真は、髪を切られる石松太一さんと、髪を切っている吉田小夏さんです。
顔は似ていませんが、姉弟みたいです。


                    
晴れ晴れとした日曜日  |17-キツネの嫁入り |
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演出助手の城間さゆりです。

キツネの嫁入り、昨日は3日目でございました。
お昼頃から駒場東大前の商店街でフリーマーケットが開催されていまして。
とてもにぎやかで、人と人とのふれあいを感じました。
こまばアゴラ劇場の前を通る人も多く、キツネの嫁入りのチラシを見ている方もいらっしゃったのがなんだか嬉しかったです。

毎公演ごとにお客さんが違う分、リアクションも様々で面白いです。
キツネの嫁入りをじっくり紐解きたい貴方は、公演台本が発売されていますので是非お手にとって見てくださいね。

4日目の今日のお天気は穏やかではありませんが、公演が始まる前には落ち着いて欲しいと願いつつ、皆様のお越しをお待ちしております!




                    
ゆるゆると、ゆるやかに。  |17-キツネの嫁入り |
演出助手のしろまです。

さて、キツネの嫁入り2日目でございます。
昨日はお天気が不安定でしたが、今日は見事に晴れてとても気持ちの良い朝を迎えられました!

初日は、小夏さんとミナモザ主宰の瀬戸山美咲さんのアフタートークがありました。
作品のことや、小夏さんと瀬戸山さんが思う「嫁入り」についてのお話。そして、お客さんからの質問もあり、とても中身の濃いアフタートークでした。

作品を観て、疑問に思ったこと、感じたことを直接伝えられるのはとても良いなと思います。
自分なりの解釈をするのも一つの楽しみですが、答えを知ることで自分の中で納得でき、より一層作品について想像することができると思うんですね。
なので、是非!
27日(日)19:30 出演者達
28日(月)19:30 長田育恵 (てがみ座 主宰)
のアフタートークの回をオススメしますよ!

オススメしつつも、少し暑くなった昼下がりに観るキツネの嫁入りも良し、涼しくなった夜に観るキツネの嫁入りも良し、たまたま通りかかって観てみようというのもまた更に良し!

兎にも角にも、皆様のお越しを心からお待ちしております。



                    
初日の早朝です。  |17-キツネの嫁入り |
演出助手の片山です。
ついに本日、青☆組Vol.16「キツネの嫁入り」初日です。

皆様、ご予約はお済みでしょうか。

今までの青☆組とはまた違った青☆組を見ることができます、ぜひぜひ、お友達、ご親類お誘いの上、こまばアゴラ劇場にお越しください。

さてさて、21日に劇場に入ってから着々と舞台が出来上がり、芝居の微調整を繰り返しながら本日を迎えました。

私事で恐縮ですが、自分には妻と1歳の息子がおります。

結婚というのは、なかなかどうして人生の上でやはり大きな出来事なのだなぁと、ふとこの芝居を見ながら思いました。
なんというか、人の価値観をガラリと変えてしまう、というか、一対の男女が生涯を共にするという人類が何千年もかけてひたすら歩んできた営みはとても愛くるしく、切なく、素晴らしい事柄なのだなと痛感させられました。

僕は一時期、市川拓司が好きで、よく読んでいたのですが、彼はミニマムな社会、夫婦や親子といった世界を丹念に描く作家ではないかと思うのですが、吉田小夏、という劇作家もおそらくそうなのだろうと思います。

彼女はきっと人間が好きで、人間の暗い部分も、明るい部分もすべて受け止めているのだろうと思います。

今回も夫婦愛や、親子愛、いろんな愛の形を堪能することができると思いますが、なにか、なんでしょう、感謝?
奥さんや、旦那さん、彼氏、彼女、ご両親、ご友人などなど自分にとって大切な人を愛おしく思えるそんな機会を与えることができるお芝居なのではないかと思います。

本日、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


                    
素敵な響き。  |17-キツネの嫁入り |
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演出助手の城間さゆりです。

今日は、昨日から続いている場当たりを最後までした後に、通しを行いました。

稽古場での通しとは違って、実際に舞台が出来上がると、今までの見え方と全然違うのがとても面白いです。衣装を着ると照明の明かりとも馴染んで舞台上が異空間に変わる。表情に陰影がついて深みが増す。
そんな一瞬、一瞬がとても綺麗で思わず、わあ…と息が零れます。

劇場での相手との距離感や声の響き方が自分が思っているより大きかったり、小さかったりと、小屋入りをして気付けたこともあったり、お客さんが客席に居ることで声の反響を抑えてくれている、というのは作品の中で大切な役割を果たしているんだなあとも思いました。

休憩中も笑い声の絶えない皆さんです。
見ていてとってもほっこりします。
それでいてお芝居が始まると、パッと切り替わるので驚かされます。

そして写真は、れいぞうこにコーラがあるよ!の嬉しいメッセージと、出演者である田村元さんの似顔絵。
上手く特徴を掴んでいますね〜。
そんな田村元さんに会いに、そしてキツネの嫁入りを観に、是非劇場へいらして下さいね。
                    
小屋入りしました。  |17-キツネの嫁入り |
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演出助手の片山です。

昨日、青☆組、こまばアゴラ劇場に小屋入りいたしました。

これから初日の25日まで、装置、照明、音響を味方につけ、皆様にお目見えするまで精度をあげていきます。
今回は少しSFなお話ということもあるのか、いつもの青☆組より、若干抽象的です。

お話も、美術も、役者陣も、いつもとは少し違った顔が見られるかもしれません。楽しみです。


写真は洗い物をする劇団員の大西玲子さんです。




                    
明日から小屋入り。  |17-キツネの嫁入り |
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しゅうさんからバトンを頂きました、演出助手の城間さゆりです。

今日で稽古場での稽古は最後となりました。
一ヶ月近くお世話になった稽古場を綺麗にして、明日からはいよいよ劇場に入ります。

写真は、荒井志郎さん。お掃除終わりを激写しました!
毎日役者の皆さんの優しさに触れて、こっそりにやにやしています。本当に温かい皆さんです。もちろん、それだけではなくお芝居についても勉強させて頂いています。

さて、今日も、返し稽古をより丁寧に行いました。
ひとつひとつの言葉や、ニュアンスなど細かく細かく確認することによって作品に深みが増してきますね。
一音違うだけで、与える印象ががらりと変わってしまうから台詞の大切さに改めて気付かされます。

そしてその後、通し稽古をしました。
昨日より今日、今日より明日と、通しをするたびにお芝居の密度が濃くなっていっているのを感じます。それを身近で見ることが出来てとても幸せです。

キツネの嫁入り本番まで、あと5日。
少し不思議な物語を是非見に来てください。
きっと心が満たされます。


それでは、もう一人の演出助手である片山敦郎さんにバトンタッチ! 

                    
25日の初日に向かって  |17-キツネの嫁入り |
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今回の日記は福寿さんからバトンを引き継いだ藤川が担当します。

さて稽古も通しに突入。
舞台監督さんはじめ音響さん、照明さん、制作さんら各スタッフの皆さんが集まり稽古場はいやでも高揚して行く。
25日の初日まで一週間を切った。

大丈夫だ。
作品は随所にうねりを増しはじめ今までにない面白い舞台になりそうな予感がむんむん。

そんな稽古場を縁の下から支えてくれているのが写真のこの人、城間さゆりさん。
彼女は演助として今や稽古場になくてはならない存在。
音出しからプロンプから役者の台詞間違いのチェックまで、本当にありがとう。
カメラを向けるとこぼれるような笑顔まで返ってきた。

次回はそんなさゆりちゃんの日記が見られるぞ。
楽しみだなあ!
(しゅう)

                    
ようこそ卓袱台!  |17-キツネの嫁入り |
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早くもムシムシした天気でございましたね。

本日、たくあんと青じその入った、絶品おいなりさんを作って来てくれた、写真左側、我らがトモチンから引き継ぎました、
ぷくじゅこと、福寿奈央がお送りさせていただきます。

いやぁ、今日はですね、なんと青☆組の「ちゃぶ台」君が稽古場においでなすった記念すべき日であります。
元ちゃんが電車でお伴してくれました、ありがとう茂蔵!

そのちゃぶ台で、おいなりさんを食べる幸せ!
あぁ、日本人でよかった。
この、ちゃぶ台君との歴史は今日から始まったわけであります。
あぁ、次にお目見えするとき、まわりの世界は、どんなだろう。
どんどん、ちゃぶ台なんて馴染みのないヒトばかりになってゆくんだなぁ。
なんて、そんなことを思いながら…。

さてさて、稽古は佳境であります。
前半で積んできた物語から、またグンと一段階ジャンプした後半部分を、とにかくひたすらに身体に落としこむ時間でした。
大胆に細かく、この村のこと、この星の物語を、活字の世界から、ヒトとの生身のやり取りで、立体的に立ち上がらせてゆく…
本当に、その作業をどこまでも、ひたすらに、時に身をまかせながら、稽古は果てしなく進むわけなんですね。
みんなのアドバイスなんかも頂きながら…

写真は、そのアドバイスにより、男、林竜三が、まさに、男を見せた瞬間!
稽古場はドッと拍手でわきましたとさ。
九州男児の名場面、ぜひ劇場でご確認ください。

お届けしたい物語を胸に、皆でお待ちしております。

バトンの大トリは、やはりこの方。
修さ〜ん、お願いいたします!

ぷくじゅ
                    
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