このお話は続きます。どこかで。  |15-パール食堂のマリア |
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閉幕から一週間たちました。 
 
皆様いかがお過ごしですか? 
 
 
ブログの締めくくりをしておらず失礼しました。ぼっこでございます。 
 
 
一週間、片付けと疲労回復に勤しみ、久しぶりの余暇に酔いしれ、酔いしれついでに少しオイタまでしちゃった…あはは。いや足をくじいただけだよ!すぐ治るよ!ごめんよ!
 
 
 
さて。千秋楽までの集客数がなんと1000人を突破し、決して交通の便がよろしい場所ではないのに、たくさんのお客様にご来場いただき、本当に感謝しております。ありがとうございました!
 
 
今回は「群像劇」と銘打っての公演でした。 
その名の通り、キャストも大勢13人。たくさんのキャストで舞台を構成しました。いつもご覧頂いていた方には異色の作品だったかもしれません。新しい劇場、新しいキャパシティ、劇団としての船出。考えられた作品が、このお芝居でした。
 
 
打ち上げもいつもよりさらに盛り上がりました(笑) 
 
 
 
そして脇をガッツリ支えてくれたお馴染みのスタッフ。今回はお客様に「美術が素晴らしい」「照明がすてき」などのアンケートもいただきました。音響も冴えてたねー!!鴎の声と共に、すぐにあの舞台が蘇ります。
 
 
劇場の森元さん、森川さん初め、劇場スタッフさまにも暖かいご支援をいただき、拙い私達を支えていただきました。快適でした。この場を借りてお礼申し上げます。 
 
 
新メンバー、新しく参加してくれたスタッフ、みんなで今年の夏の芝居を作り上げました。 
 
 
 
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今回、お芝居を作るにあたり、小夏の心を通りすぎた震災の大きな風。
 
 
私がやったMという役は、街を俯瞰して見る、そして祈るシーンがあったのですが、
いつもあの震災のイメージが頭をかすめてました。いや震災だけでなく、歴史に埋もれて消えた、たくさんの命が、美術の扉から、灯籠から、トンネルの隙間からやってきて…私は祈る。
 
 
毎回毎回、そんな事を繰り返してました。
 
 
きがつけば、初日は灯籠流しの日でしたし、原爆の日なども通過した芝居でした。 
 
 
私達とお客様がみんなで「祈った」芝居だと、私は思います。少しでもこの思いが共有できますように。
 
 
 
劇団としての船出、航海は続きます。 
芝居は終わっても、パール食堂はいつでも開いてます。世界のどこかで。寂しくなったら遊びにきてね。
 
 
鴎の声と共に、あなたを出迎えます。  
 
 
また会う日まで。 
 
 
 
ご来場、ありがとうございました。
 
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世界はまだ終わらない。  |15-パール食堂のマリア |
8月4日

青☆組
『パール食堂のマリア』
@星のホール


昨日で公演折り返しました。
本日6日目。

連日、沢山の方にご来場戴いております。
ありがとうございます。

皆さまが呟いて下さった感想をコチラに纏めました。
http://togetter.com/li/169828
ご観劇迷う際にも、どうぞ覗いてみて下さいませね。

作品は熟されてきたと申しましょうか。
空間や共有する時間の流れに慣れてきて、滑らかになってまいりました。
初日は朝摘みのトマトのように新鮮で初々しく
今、中日を経て
鮮度を失わぬまま、これからどうなってゆくのでしょうか。

あと4日間。
真摯に、紡いでゆきます。

私たちの港街で
皆さまをお待ちしております。



さよならもおやすみもないここからはけんけんぱして廻るあの夏


大西 玲子
                    
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