本日荒通し  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
昨日は、初の荒通しでした。シーンの繋ぎを考えつつ、衣裳や小道具の設置場所を決めていきます。 わたしは、この作業が以外に好きです。時計を動かす部品?真夜中の靴づくりに励む小人?裏のカラクリはこんなですよぉー、なんて、すまし顔で演技する自分自身にツッコミをいれたくなったりするのです。 人工の時間と空間が現実の時間と空間に、どうもぉ、お邪魔しますぅ〜って言ってる気になるのです。 写真は、大量の小道具をさばく秘密兵器、オカモチくん(作・熊谷祐子)。ここにお皿を入れておくと、まるで星新一さんの小説世界のように、あっとゆう間にシチューが出来上がっています。でもこれもまた、どこかで小人がせっせ、せっせ、せっせ。。。 ちん
                    
ルルル、仕込み  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
とうとう春風舎入りしました! 仕込みは昨日から2日がかりで、そしてあとまだ少し・・・日々の作業はあるんですが。 「ラララ、タタキ」のくまちゃんの日記で作っていたものが見事に出来上がっています。セットもホントはご紹介したいんですが、ご来場の時の楽しみのために、ちょっとだけにしておきますね。それにしても、こんなに素敵なものたちを終演後バラして(壊して)しまうのって、本当に残念!!どなたか買ってくださいません?壁にくっつければちょっとしたラックにもなるし、サイズさえ合えば実際に使えるはずだし(たぶん)・・。ご来場の際には、これらの力作もご堪能ください。全部作ってます。

さて、もうひとつの写真は、いつも私達の影となりひなたとなり、今日も休憩でみんながぐったりしている時にもせっせと働いている、とっても素敵な「ちょいワル」系の足立さんです。

L×ONの表紙にもなれると思うんだけど。どうでしょう。

山口ゆかり
                    
地下鉄と空  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
週末は、青年団若手自主企画『スネークさん』を観に、久々にアトリエ春風舎へ・・。私達の公演の会場でもある場所です。最寄の小竹向原駅から町への階段を上がろうとすると、遠い空が、いやに鮮明に目に飛び込んできて思わず足を止めました。私は、この階段が好きです。春風舎に通うたびに、この階段を上がりながら、「今日も1日、無事にがんばるぞ!」と、ふと思う。トンネルの出口を見つけたかのような錯覚。空を見上げるのは、感傷でもなんでもなく、戦う為の気持ちのケジメなのです。・・舞台を多いに堪能し、気持ちの良い夜となりました。 小夏
                    
遅ればせ  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
遅ればせながら、熊谷です。 すいません、日記更新が大変遅れて・・・。 この土日は稽古が無かったので、もっぱら仕事と衣装探し。元々興味のない分野だけに、衣装探しってのは私にとっては苦痛なんです。似合えばいいけど、・・・ねえ? 今はあれだね、インターネットですよ。流行に疎い私はネットで「ファッション」と名のつくものは、出来る限り見ました。で、衣装に合うものないかな〜、どんな服がいいのかな〜って延々数時間。写真はまさにネットサーフィン中。こういうの参考にして吉祥寺のサンロード歩いたら、見つかったよ!!いい衣装が!!! ま、どんな服になるかは本番のお楽しみ。実はまだ、決まってないけど。
                    
お茶コーナー  |『おやすみ、枇杷の木』07 |

青☆組の稽古場ってお茶場が充実してる!
お茶の種類の多さは今まで私が経験した稽古場の中でもダントツです、これも、ひとえに小夏ちゃんがいろいろ持ってきてくれるおかげ。感謝感謝。今日は何を飲もうかしら?お菓子いっぱいより、お茶いっぱいの方がなんか楽しいなぁ。(稽古中も飲めるし。)目下、初体験のマテ茶にはまってます。プーさんのはちみつでなごみ度もアップ。今回私はプー好きな女を演じてます。

                    
あぁぁぁ〜  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
今日試作で作った消えもののシチュー。。。あぁぁ〜、びっくりしました。まずかったのです。 喉を通っていかない。こうネットリと、ぐらたんのように。。。せ、台詞が出ないぃ。 少しでも美味しくという、おも〜い、思いが、おも〜いシチューを生み出してしまいました。 芝居中の消えものって、思い切ってシンプルな味つけの方が負担にならず、いいのですね。

共演者のみなさん、ごめんなさい。命ばかりはとりません。 次回こそ、まともなシチューを! 撃沈した心を、唐沢寿明さんのへんな看板で癒しつつ、帰宅です。ちん
                    
初夏の雨と、箪笥と。  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
ついに、本番1ヵ月前を切りました。来月の今日は、既に千秋楽だなんて不思議な気持ちです・・。先週は、第1回の衣装合わせがありました。今回のお芝居は、ちょうど初夏の設定のため、今の季節と洋服が被ります。私服も衣装の候補となるために、今、吉田の箪笥の中はスカスカに・・トホホ。写真は、梅雨空の宝石、紫陽花の花。少しづつ色が変わる姿は雨の日の憂鬱を優しく癒してくれます・・。小夏
                    
日記って  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
日記って小学校の夏休みの宿題で書かされてた頃から書いた記憶がないから35年ぐらい書いてないなー。 今回の稽古場は女性が多い(男性は2名だけ)から男どもの私語が少ないすくない。ん?台詞も少ないか?まあ台詞は量じゃないしね!写真はゆかりさんが動員表を作るの図・・。 足立誠
                    
枇杷の思い出  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
とうとうブログデビューの山口ゆかりです。

稽古場日記を読んでいると、どんどん私も書きたくなってきていました。

カラオケに行って1曲目を歌いだすまでの感じに似てますね。

さて今日は、私のびわの思い出をひとつ・・・。

私の故郷はびわの産地です。故郷を離れてからずっと、毎年びわの季節になると「ゆかりはびわ好きやっけん」と言って、祖母からたくさんのびわが送られてきていました。そして「いっぺんに食べすぎんごとせんばよ、おなかこわすけんね。」「大事に食ぶっけん大丈夫よ。」という電話でのやりとりが私達の恒例行事になっていました。まあ、びわは好きなのですが、一番というわけではありません。それを知ってか知らずかとにかく毎年毎年送ってくれ、私もそれを楽しみにしていました。でも5年前に祖母がなくなってから、この私達の行事は終ってしまい、今ではスーパーに並ぶびわを見ては、故郷で私を想い、故郷のものを送り続けてくれた祖母の気持ちはどんなだったろうと、祖母と祖母との会話を思い出しています。

びわと言えばこんな思い出がひとつの私でしたが・・・、この「おやすみ、枇杷の木」でもうひとつ、今度はキラキラ輝く思い出ができることがとても嬉しいです!

過酷なタタキが終って、今日はほぼ1週間ぶりの稽古でした。明日は久々に全員が揃う日です。なんだかわくわくします。この稽古場の温かさが、戯曲の温かさに混じり合っていったら素敵だろうなあ。。

みなさん、ぜひ観に来てくださいね!!

写真は、作品タイトルそのまんま、夜中に眠る枇杷の木です。

                    
てぬぐい美人  |『おやすみ、枇杷の木』07 |
本日は、久々のOFF。先週は舞台美術作り(通称、タタキ)でした。タタキをする場所は工房ですので、ゴミや行き交う材木から頭部を守る為に、何かを被る方がよいとされています・・。女優陣に多いのが、手ぬぐいスタイル。木屑から身を守る為、色とりどりの手ぬぐいと、マスクと眼鏡・・。さて、この二人も今回の出演者です。舞台上での変身ぶりをお楽しみに・・!小夏
                    
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