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私の個人史に是非書きたいこと  |組員日誌 |


みなさま

こんにちは。大西玲子です。
お元気ですか?

先日、演出助手で参加していた
演劇集団 円+シアターX提携
『アインシュタインの休日』
が幕を閉じました。
ありがとうございました。

この公演で、私は女髪結いもつとめており、主につぶし島田や丸髷など結っていました。
ある日、手違いで元結が切れてしまい、当てにしていたお店にもなく、けれども途方にくれる時間はないので、老舗の理容店のドアをたたくしかない!と両国の町を奔走し、たどり着いた1店目。
ベテランの女店主の方がカラッと、「…うちは、扱ってないから!ゴメンね!」。
もはや半ベソで2店目へ。
今度は、白髪の穏やかそうな紳士がお二人、それぞれお客様を対応していらっしゃいました。
私のあまりに悲壮感漂う雰囲気に、そのお客様も振り返りました。。
どうか、どうか分けてくださいませんかとお伝えしたら、
「ゼンブ持ってかれちゃ困るケド…」と、にこやかに鋏を置いて、戸棚から出してくださいました。
人の情けというものは、こんなにも沁みるのか……。
翌日、和菓子を持ってお礼に伺ったら、ちょうどお客様がいなくて、仕事モードとはまた別の笑顔で迎えてくださいました。
私も、できることには手を差し伸べるぞ……!!


大西玲子