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ハサミとクレヨン  |- |


「大きな紙をちょうだい!」
日曜日の朝。
起きた途端、何かを思いついた息子が、いきなりパジャマのまんまで、大きなカレンダーの裏紙をジョキジョキと切り始めました。

「もう1枚、ちょうだい!」
と、寝ぐせを振り乱して、ひたすらに緑色のクレヨンを走らせています。

「まだ見ないでー!」
と、大きな紙を小さな手で隠し、仕舞いには、
「こないでー!」
と、部屋から私を追い出す始末。

丁度洗濯物が干し終わったくらいに
「みていーよー」
トビラを開けると、あちこちの壁に、大きな木や、小さな木が貼られていて
「森になったよー」
と満面の笑み。
よくみると赤い実がついた様々な木と、ちょっと高いところには、もっくもっくに切り貼りされた雲が浮かんでおりました。

ハサミとクレヨンに思いの丈をぶつけ、すっきりした顔で、ご飯を食べ始めた息子。

芸術が爆発した朝でありましたとさ。

ぷくじゅ