小夏です。ついに、というか早くも折り返し地点・・。
なんだか、淋しいです。
ほぼソロプロジェクトの私にとって、自身の企画でもなく、青年団関連の企画でもない演劇公演は本当に久しぶり・・。
こんな大所帯も久しぶり・・。
演出家コンクール以来じゃないだろうか?
ウキウキ楽しい反面、いつもとは違う負荷もあるけど、俳優達の仲の良さに、いつも心が支えられています。
劇団ではないとはいえ、青☆組では常連の俳優さんやスタッフさん達の存在はとても大きいです。
今回は、スタッフさんはもちろん企画側の皆さんなのですが、
こういった何団体も出る企画性の高いプロジェクトに参加すると、ベタな言い方をすればチーム力が試されるといいますか・・、今まで自分が重ねてきた俳優達との時間や、そこで気がつかないうちに育っていた(または育ててもらっていた)私なりの、そして私達なりの演劇の方法論や現場の空気感、チームの価値観、といったものを今回は再発見したような気がいたします。
先日は、アフタートークも盛況でありました。
お相手だったダルカラの谷さんは、本当に素晴らしいトーク展開で、おかげで私も緊張しつつもとても楽しく話せました。
谷さんは見た目は凄くイマドキのお兄さんで、私にとっては弟世代なのですが、実際に話して見ると(いい意味で)最近稀にみるような真っ直ぐで硬派な演劇人でありました。
ああ、どんなに時代が変わっても、硬派な才能がちゃんと登場してくるんだ、と妙なところで安心してみたり。
今回はいい出会いが沢山ありました。
ダンスのMOKKさんや、同世代の東京ネジさんなど、女性主宰者が多いことにも、個人的にはときめいています★
それにしても、アフタートークの時、客席にいる青☆組の俳優達の顔がふと見える瞬間、いつもすごく勇気が出るものです。これ、私だけ??
皆、こんな頼りない私のお神輿担いでくれてありがとう。
そして、ご来場いただきましたお客様!ありがとう。
この場をくださったミセスフィクションズさん、ありがとう。
相当大変な仕事してるであろうスタッフの皆様、ありがとう。
素敵な共演団体の皆様、ありがとう。
なんとまあ、感傷的な夜なんでしょう。
楽屋から見上げる夜空には、ぽっかりと青く光るビル。
窓の外にまで、すっかり春の感傷が満ちて・・。
そうか、春だから。
だからだ、だからだ。
この甘酸っぱさは。
小生、いつもより感傷的ではありますが、どうかお許しください。
春は、別れの季節、出会いの季節、と申します。
6つの団体の15分間に、ぜひ、出会いに来てください。
池袋で待っています。
15日まで、ここで、皆で。
小夏